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青春漂流:立花隆:ブックカバーチャレンジ

ブックカバーチャレンジが回ってきました。僕は立花隆さんの熱烈なファンで殆ど全著作を読んでいます。この青春漂流は僕の一番気に入っている本です。30年近く前の本だけど、未だに講談社文庫として普通に本屋で売られています。これから活躍するであろう若者達を取材して、これまでの生き様を取材しています。表紙は長崎県の平戸島の田浦港で、空海が遣唐使船で日本を出発した港です。ここはエピローグで最後に立花隆さんが訪れた場所です。若い頃に立花さんの真似をしてここを訪れました。若者を鼓舞する、空海の謎の空白時代について書かれたエピローグの文章が素晴らしくて、30年くらい前に読んだ当時に国語の教科書に掲載しても良いんじゃないかなと思っていたのですが、最近本当に教科書に掲載されている事を知りびっくりしました。後に世界ソムリエコンクールで優勝する田崎真也さんや、フランス大統領とアメリカ大統領の晩餐会の定番でフランスを代表する三ツ星レストラン、ランブロワジー(最近木村拓哉さん、鈴木京香さん主演のグランメゾン東京の舞台となっていた)ベルナール・パコー氏とその奥さんと3人で立ち上げた斎須政雄シェフ(現在は三田コートドールのシェフ)が掲載されていました。若者を鼓舞する素晴らしい本だと思います。